第3回朝活を実施しました。
この記事では、その中で取り上げられた内容について具体的な考え方や内容をまとめていますので、ぜひ興味を持たれた方は次回朝活へお越しください。
今回の朝活のサブタイトルは「発想と企画を量産する」になります。
「話のネタが無い」は禁物
ブログでもYouTubeでも、コンテンツを配信している以上は「ネタが無い」ということは言ってはいけませんし、そういう状態になること自体が好ましくありません。会議や面接で「何か意見はありますか?」「質問はありますか?」と問われた際に、何も無いという状況が良くないということと同じで、常に何かしらの意見や考えを持っておくように、ネタを仕入れるということ自体を習慣化しておかなければならないのです。
漠然とした発想の量産
この朝活では、そういった発想や企画を量産するサポートをしています。参加した人が「〇〇売るにはどうすればいいか?」という悩みを持ってくれば、それについて考え、様々な視点からの意見を出し合うのです。
ですが、残念ながら100%の回答が出ることはありません。色んな視点の考えに触れることが目的であり、参加者が頭を使うということが1つの目的だからです。ビジネスという点で考えた際に、どう目的への経路を作り上げていくのか、色んな発想を生み出し、それを各自持ち帰ってもらう事が重要なのです。
これは具体的な解決策を見出すのではなく、朝活という場を使って煮詰まってしまった、凝り固まってしまった考えに柔軟性をもたせることで、突破口となるきっかけを与えるに過ぎません。休日の朝、まだ脳が完全に冴えていない状態を、終了後に完全起動状態へ近づけるための、あくまで雑談という思考と嗜好の時間を過ごすことこそが本来の目的だからです。
ツールという武器
現代では様々な便利ツールが溢れているため、発想さえあればいくらでも実現することが可能です。企画会議で具体的な案を出すか、それとも案が思い浮かばないか、という2パターンに別れてしまうのではなく、「案はあるけどまとまってはいない」という漠然と状態のものが数多くある方が良いのです。
問さえあれば、各自の意見を生み出すことができ、似た企画と比較したり、人気ツールなどを利用して簡易的に実現させることができます。しかし、問すら思い浮かばなければ1ミリも前には進んでくれないのです。
しかしこれは発想、企画力が現代では重要視されているということではありません。もちろん行動力でもありません。寧ろ、実現力こそが本当の鍵となっています。企画そのものは道端の小石を拾うぐらい簡素なもので構わず、それをどう具体的にカタチにするかこそが本当に必要視されており、個人の技術力が試される時代へと大きく変化しています。
更に言えば、ただ高度な技術を身に付けるだけではなく、ツールを使いこなしたり、独自の組み合わせ方をできるような柔軟性を重視したスキルこそが求められていると言えます。
ディベートの経験は大事
物事について討論するということは得意不得意、向き不向きが存在しますが、突き詰めていけば経験値こそが重要です。相手がどんな回答をしてくるのか、パターンを知っている人と知っていない人では大きな違いがあるからです。
コミュニケーション能力が高い、会話スキルに長けている人は、回答パターンという独自のフレームワークが構築されています。ですが、それは実践的なレベルでは備わっていないのが一般的です。それに対して経験値を積むということは、フレームワークを洗練していくのではなく、データを蓄積することになります。いわば深層学習という考え方に近いのです。
苦手な人向け必勝法
どうしても議論することが苦手な人、慣れていない人は存在します。そういった人はただ一方的に敗戦を積み重ねることでしか経験値を積めないのでしょうか?
そんなことはありません。解決策は知恵を使うことです。
企画会議であれば、質問が飛び交う中に参戦してしまうのではなく、後からまとめて回答することが効果的です。自分の中に考える時間を設けることで、簡易的ですが客観視した意見を出すことができ、一つ一つのに対して結論を導き出すことで説得力が生まれます。討論中は話している人は気持ちが前面に出ているため、対応する側にスキルがなければ押し負けてしまいます。であれば、その勢いが一度オフ状態へ移行してから攻めれば良いのです。
もちろんディベートの形式にもよりますが、比較的汎用性の高い有効な手段の1つです。
この具体的なまとめについては過去記事をご参考ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、第3回朝活のまとめとして「発想と企画を量産する」「ディベートについて」をご紹介しました。
この記事に興味を持ってくれた人で神戸のお近くにお住まいの方は、ぜひ不定期開催の朝活へお越しください。皆様の興味あることがテーマになるので、情報を得たい、色んな意見が聞きたいという人は必見ですよ。