フリーランスになっても不安がいっぱい
会社というものに縛られないというのは楽なイメージがありますが、それ相応の不安がついてまわります。
その結果、会社員へと舞い戻ってしまうと再度そこから抜け出すことは非常に困難です。
今回は、現在活動している人や、これから独立しようとしている人に向けて「フリーランスの働き方」をテーマに説明します。
仕事と遊びの両立
プライベートと仕事をきっぱりとわけて考えてしまう人がいますが、フリーランスにとっては禁物です。
なぜなら、フリーランスは会社員と違って毎日が仕事だからです。
遊ぶ時間も仕事の感覚を持っておき、その逆も同じです。無理やり意識する必要はありませんが、それぞれが影響し合っているということを常に頭へいれておきましょう。
仕事は楽しむもの
毎日を仕事という感覚でいるためには、仕事そのものを楽しまなければいけません。
なぜなら、フリーランスでいる最大のメリットは、楽しく仕事ができるということだからです。
ゲーム感覚でいること
「仕事はゲームと同じです」
クライアントに対して名言してしまってはいけませんが、その気持ちを持っておくことは大切です。
仕事をゲームのように楽しく、そして失敗を恐れず難しいステージにチャレンジしていくという強い思いを常に心の中に持っておきましょう。
会社ではやりたくない仕事や、勉強が必要になるような業務が降り掛かってくることがあります。しかしフリーランスの場合はそういったものを避けようと思えば容易にできてしまいます。
やりたくない仕事を無理して挑む必要はありませんが、自分のレベルより少し高いことや、新しい技術を取り入れた仕事へチャレンジすることでスキルアップをするという意識は常に持っておかなければなりません。
それを成立させるためにも、常にゲーム感覚で仕事を楽しみましょう。
報酬は絶対にもらおう
自分のスキルアップに繋がるからといって、報酬をもらわないような仕事を受けたり、業務に全く見合っていないような報酬を設定してはいけません。
また、自信が無いからといって報酬額を低めに設定してしまうのもNGです。
継続にはお金は必要
最初の頃は、挑戦できることが嬉しい、仕事があることが幸せだと思い、お金の面でゆるい設定をしてしまいます。
そうすると、後々その業務に対して報酬が見合っていないと感じてしまいます。そうなればモチベーションはどんどん低下していき、最初はスキルアップのために取り組んでいたことが日に日に嫌になってきます。
そうならないためにも、満足のいく金額より少し高めを提示するようにしておくぐらいが丁度良いでしょう。
最初の頃は仕事を受けることが目的になってしまい、そのハードルを下げてしまいがちですが、断られて良いというできるだけ強気な姿勢でいましょう。
クライアントからすると、この自信のある姿勢は信頼感や期待感として受け取ってくれます。
※強気過ぎると懸念されてしまいますので注意が必要です
満足のいく報酬がもらえると、それが自分自身がフリーランスで活動していく上でのモチベーションに繋がり、さらに達成感も満たされます。
それがあるからこそ、継続したいという気持ちが芽生え、良いサイクルができあがります。
お金にとらわれすぎてもいけませんが、おろそかにしてしまってはいけないものだと強く心に刻んでおきましょう。
仕事における3つのルール
自由に働けるフリーランスであっても、ある程度のルールを定めておかなければなりません。
完全な無法地帯となれば、仕事の方針がブレブレになっていたり、成果が出ないような負の循環を繰り返してしまうからです。
ハードワークを取り入れる
あまり知られていないのがハードワークの大切さです。
会社で働いていた人であれば、これから開放されたくてフリーランスになった方もいるでしょうが、実はフリーランスにおいてのハードワークは、良い循環を生むためには必要不可欠です。
タイミングが重要
もちろん、ただ追い込みをかければいいわけではありません。
例えばブログでの収益をあげようと思えば、始めの1〜3ヶ月はオーバーワーク気味で取り組み、記事を量産します。
プログラミングであれば、最初の1ヶ月で一気に作り込んでいくようなイメージです。
スタートダッシュだと勘違いをしてしまいがちですが、そうではありません。
仕事には必ず波があり、フリーランスであればそれに必要な勢いを自分で作り上げなければなりませんので、最初に追い込みをかけて土台を作り、ある程度形ができあがった状態でペースダウンをします。
会社員と違って、ペースダウンをするとかなりの余裕が生まれます。それが心身ともに良いリフレッシュモードへと切り替えてくれるので、次の業務への勢いもつけやすくなります。
リミットを知る
ハードワークにも限界があります。それを無理してこなそうとすると、たちまちストレスになり、それが結果にも大きく影響します。
まずは自分がどれぐらいのハードワークができるのかを知っておくことが大切です。
ただ、ある程度の期間は維持しなければ成果がついてきませんので20日〜1ヶ月ぐらいを最低基準としておきましょう。
ハードワークの後は、その3分の1ぐらいの割合でしっかりとペースダウンをさせ、それからは繰り返しです。
ブログなどの資産型であれば、ある程度収益化まで持っていければ切り離しができるので、検討している場合は早めにこのサイクルへ取り組むほうが良いでしょう。
質の良い休息
ハードワークが大切だと言いましたが、休息はそれ以上に大切です。
そして、休みを取る場合は時間よりも質を意識しておきましょう。
疲れに逆らわない
これは会社勤務であっても同じことですが、疲れた状態で業務をすれば必ず影響が出ます。なので、できる限り疲れを感じたら休憩をとるようにしましょう。
ハードワーク中にも休息は必ずとらなければなりませんので、場合によっては丸々1日を休みにしたり、休憩時間をいつもより長めにするなどして、疲れた状態を維持しないことが大切です。
困ったら寝る
読書や旅行なども休息になりますが、手っ取り早く質を要求するにはやはり寝ることが一番です。
仕事で煮詰まったり、ストレスに感じるようなことがあってモヤモヤとした気持ちができるのであれば、昼夜問わず寝ましょう。
フリーランスのメリットは時間に強くとらわれないことです。
がっつり昼寝をしても良いですし、起きる時間をいつもより数時間遅くしても良いので、状況に合わせて睡眠時間を確保しましょう。
無理な稼働時間の確保は、効率が悪くなる以上にマイナスに働いてしまうということを頭に入れておいてください。
仕事をどれだけ楽しめるか
最初にも述べましたが、フリーランスでいるためには仕事がどれぐらい楽しめるかによって向き不向きが決まります。
楽しめないのであれば大成することはまずあり得ないと考えておいてください。
なので、楽しめるような仕事を選択したり、取り組み方を変えたり、仕事のスタイルを見直したり、いろんな工夫をして楽しむ方向へとシフトしていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今注目されているフリーランスという働き方は、自由であるがゆえに諸刃の剣でもあります。
ですが、今回説明したように自分の方針をしっかりと定めておくことで、不安定な時期があったとしても必ず乗り越えることができます。
ぜひこの記事を参考にして、自由でストレスの少ない生活を目指しましょう。