毎日のんびり続けていると、気づけば結果につながっている
そんな幸せな理想を多くの人は抱いてしまいますが、そう甘いものではありません。ブログ収益化などコンテンツ配信業におけるライティングスキルを高めるためにも、夏合宿のような集中トレーニング法が存在し、一定期間で本格的な結果を求めるのであれば欠かせません。
今回はブログ初心者や文章力を身に着けたいと考えている人へ向けて「短期間でライティングスキルを高める虎の巻!7日間集中トレーニング法」をご紹介します。
短期間詰め込み型トレーニング
中・高の部活動など、特に強豪校であれば夏休みや冬休みなどの長期休みを利用して合宿という集中トレーニングを実施しますね。短期間に限定して意識をその1点に向けるというのは、基礎能力や精神力の強化、取り組み意識の向上に繋がります。
ライティングスキルに関しても同じで、短期間集中で比較的強い負荷をかけることで、基礎値や目的意識を高める(挫折しにくくする)ということが可能なのです。
それでは、ライティングスキルを高める虎の巻のメインプログラムである以下の3つを見ていきましょう。
7日間の継続
1日10,000文字の練習記事
1日2,000文字の本記事
7日間の継続
最初のプログラムは、7日という期間をやり遂げることです。
ライティングスキルのように汎用性の高いスキルを向上させるためには、1週間というサイクルに合わせた期間に対して実施するのが理想です。7日間全曜日を網羅することにより、生活の中に溶け込ませることが重要で、これが達成できればライティングそのものの大変さ自体が緩和され、習慣化することにつながるのです。
1日10,000文字の練習記事
2つ目のプログラムは、10,000文字の練習記事を毎日作成することです。
ここで重要なのは「練習記事」という部分です。ブログを例にご説明します。
練習記事は自分でテーマを決めて、考えて記事を作成するのではなく、既に誰かが書いた記事を模写することです。自分の気に入っていった人のブログ記事や、実際に成果を出している人の記事を選び、それをテキストエディタやWordなどにコピーせず打ち込んでいくのです。
できれば全く畑違いのジャンルではなく、自分のブログで書きたいと思っているような内容や、その1歩上になるような記事、自分にとって読んで勉強になるような記事を選ぶようにしましょう。
ブログではなくnoteなどを参考にしても構いませんし、書籍の内容を打ち出していくのでも構いません。もし自分がブログではなく、出版で勝負したいと考えている人は、同じ分野に当たる書籍を書き出していくほうが、よりその分野に合ったライティングスキルが身につきます。
10,000文字という文字数は、あくまで最低ラインの数字になります。日頃からそれぐらいの文字数を当たり前にこなしている人は、20,000文字や50,000文字といったように高いハードルを設定するようにしてください。また、1記事でその目標値を達成できない場合は2、3記事を打ち出して決めたハードルを超えられるようにしましょう。
完全模写の必要無し
模写して打ち出していくといっても、完全一致の内容にする必要はありません。中には誤字脱字があったり、言い回しや表現方法が自分とは異なる場合があります。そういった気づきがあれば、自分の中で編集して打ち出していきましょう。読むだけでは気づかなかったことに気づけるということも勉強の1つであり、トレーニングの一貫となります。
また、知らない単語や読み方がわからないものが出てくれば、かならずその都度調べるようにしてください。なんとなくで使っていて、正しい意味を知らないものなどに関しても同様です。
多くの文字数をこなすことで、自分の中でことばのバリエーションを増やすことができます。表現方法が多ければ多いほど、飽きない読みやすい文章が作れるようになり、ライティングスキルは向上するのです。
1日2,000文字の本記事
最後のプログラムは、2,000記事の本記事を毎日作成することです。
ブログ運営者であれば、トレーニン中に更新が止まることは許されませんし、そうでなくても実践に勝るトレーニングはありません。本を執筆している人であっても同様です。
もしどちらも運営しておらず、ライティングスキルだけを向上させたいと考えている人は、その日の日記をつけたり、学習したことを感想文としてまとめるだけでも構いません。ここで大切なのは、自分の頭の中を文字化するということだからです。
10,000文字同様、日頃から多くの記事を書いており慣れている人は、文字数のハードルを高めてみてください。ですが、ここではあまり高く設定しすぎないことをオススメします。練習記事である程度多くの文量をこなしているため、本記事では量よりも質を意識してほしいからです。
設計から始める
質を意識するためには、ただ書きなぐるだけではいけません。前回の記事の「正しく作る」で説明したように設計を意識しましょう。
他にも、事前に要点をまとめておいたり、収益ポイントや解決案、読者のニーズ、根拠など細分化していくことでまとまりのある文章になります。自分が作る記事の内容に合わせて必要な項目は異なってきますが、いつも以上に時間をかけて書き上げるということが大事です。
2,000文字というハードルは、細かく設計ができれば以外にもハードルが低いということが分かります。ですが、このトレーニング中はそれぐらいで構いません。最初にも記述した通り、量は練習記事でカバーできているからです。
トレーニング全体で見れば負荷は大きいものになりますが、最後の締めは「明日もやろう」と思えるぐらい前向きで終えられるぐらいの余裕と気持ちが必要なのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「短期間でライティングスキルを高める虎の巻!7日間集中トレーニング法」をご紹介しました。
最後に今回の記事でご紹介した重要なポイントをまとめておきます。
7日間の継続
1日10,000文字の練習記事
1日2,000文字の本記事
文字数については、最低基準のラインとしていますので、慣れている人は練習記事の文量を増やして調整してみてください。また、他にも自ら取り組める要素があればここにプラスアルファとするのも良いでしょう。
また、7日間達成すればスキルは大幅アップが見込めますが、それが結果として反映されるのは、その後の記事作成の習慣化や継続が必須です。継続することが理想の成長曲線を生み出すことになります。いきなり1記事が数万、数十万PVといった露骨な結果にはなりませんので、それだけは予めご了承ください。
ブログで収益化を目指しており、SEO対策のためにも記事の質を高めたいと考えている人、ライティングスキルを短期間で身につけたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。