YouTubeやブログを始めたけど思ったように伸びない・・・
こういった人は、チャンネル登録者数を伸ばす方法などの動画を見ても参考にならなく、結果に繋がらないという場合がほとんどです。
その理由は、その人自身に問題があるわけではなく、動画の前提条件がそもそも違っているからです。
今回は「コンテンツ配信業でバズるために大切な3つの法則」についてを0からブランディングしようと考えている人へ向けて解説します。
テーマ決めに時間はかけない
これは頭の良い人が陥りやすいことですが、ブログやYouTubeなどで発信をしようとすると、何かとテーマを決めようとして、そこでまとまらなくなり断念してしまうというケースが多いです。
ビジネスにおいては、必ず目的が必要で、そのためにテーマをしっかり立てておくことでプロジェクトが進行してもブレない仕組みづくりをしますが、コンテンツ配信業をゼロスタートで行なう上で、それに時間をかけてしまうことは逆効果です。
やりたいようにやってみる
ブログの場合は、書きたいことを書くことから始めてみましょう。YouTubeであれば話したいこと、やってみたいことを動画として発信するだけです。
まず、この1歩目の行動が大切です。
テーマに縛られてしまうと、発信したい内容が思い浮かばずに断念してしまったり、それを考えるだけでも相当な負担となります。
なので、最初の頃は良し悪しなど考えずに「これは発信しておきたい」という自分の直感を頼るようにしておきましょう。
直感で行動することに慣れてくれば、ネタがないというコンテンツ配信業であってはならないようなことがなくなります。
得意か苦手が見えてくる
テーマ決めに時間をかけないといいましたが、テーマを決めないことが正解ということではありません。
長期的に継続していくため、それをビジネスとして成立させるためには必ずテーマは必要です。そのためにも、コンテンツ配信業では継続していくうちに絞りこんでいくことになります。
その最初のフィルターが、自分にとってそれが得意なことか苦手なことかということです。
自分の好きなものを発信するとしても、それを人に伝えることが得意かどうかはやってみなければわかりません。
これは続けていけばわかりますが、自分にとって発信しやすい内容とその方法は必ず存在します。
ユーザーのニーズを重視することはもちろん大切ですが、情報が飽和しきっているような現代では、それ以上に自分が伝えやすいものを独自性で変化させていくほうが良いのです。
反応の良し悪しがわかる
自分の得意な分野でフィルターをかけていけば、ある程度テーマが見えてきます。そこで初めてユーザーの反応をみることになります。
YouTubeであれば、どういった動画の再生回数が多いのか、ブログであればどういった記事がよく読まれているのかを参考に、ユーザーにとって興味のあるものをイメージします。
ここで、一部のユーザーがハマってしまう落とし穴があります。それが「更新のタイミング」というものです。
YouTubeでもブログでも、更新するタイミングによって入ってくるユーザー数に違いが生まれるのは確かです。
ですが、これはあくまで小手先のテクニックであり、そ継続的にユーザーを増やす方法ではありません。
本当にその内容に対してユーザーが付いているかどうかを確かめるためには、離脱率や再生時間などいろんな数値を参考にする必要がありますので、再生回数やユーザー数だけに惑わされないようにしておきましょう。
質を落としても毎日更新
たった一本の動画がヒットして、何百万回という再生回数を叩き出すこともあります。ですが、これは宝くじと一緒です。
コンテンツ配信業で0からブランディングするためには、質以上に継続が何よりも大切だということです。
クオリティより更新率
ブログの場合は、とにかく毎日記事の投稿をしましょう。
YouTubeの場合であれば、どんな動画を作るかと合わせて、毎日配信できる動画ということを考えてみてください。
トーク配信をする場合は、編集を失くすようにすれば時間のロスは格段に減るはずです。
アニメーションや字幕やテロップを付ける必要がある動画であれば編集が必要です。なのでそういった場合は、できる限り簡略化したり、編集に時間がかかるようなシーンはそもそも採用しないということも候補として入れておきましょう。
ブログも動画も、最初の内は慣れずに時間や労力がかかるため、週に1回や2日に1回などスローペースで始めてみるのも良いですが、ゼロからブランディングするためには毎日の更新以上に効果のあるものはありません。
なので、どれだけ忙しくても毎日更新ができるような生活サイクルや仕組み作りをするようにしましょう。
勝負で質を重視する
更新率を意識するがあまり、全く質の伴わないようなチャンネルやブログになってしまってもいけません。
毎日継続することでコツを掴んだりスキルアップすることで、1つ1つの質を徐々にあげていくことや、勝負をかけるための質を重視したコンテンツを作成することも必要だということです。
動画でもブログでも、多くのユーザーを確保するためには必ず発火点となるものが必要です。
中には、日々の動画や記事の中から発火点に変わるものが生まれるものもありますが、無意識的に生まれたそれはあまり参考にならないと言っても良いでしょう。
そのため、「これは多くのユーザーの心を掴む」という確信を持った上で勝負のコンテンツを作ることが重要なのです。
勝負コンテンツには良い発想が伴います。その発想を十分に活かしきるためにも、その際はできるだけ質は重視しておきましょう。
毎日の更新でスキルを高めておき、いざという時にフルベットできることが、戦略的にビジネスを攻略するための基本です。
100日継続が判断基準
このブログでも何度かお伝えしていますが、100日継続することが何事においても最低の判断基準となります。
特にコンテンツ配信業などの0から1を生むようなビジネスにおいては100日続けられなければすっぱりと諦めた方がよいです。
潜在的ユーザーの確保
毎日更新するということには、長期間で多くのユーザーに届けるためにも必要です。
ブログやYouTubeを更新すれば、SNSを使って告知する人がほとんどです。ですが、1回の告知で伝えられる量は限られているため、100日間かけて多くのユーザーへ伝えることになります。
YouTubeの場合であれば、チャンネル登録されるとトップページに更新された動画が表示されるようになります。登録してくれてた人に新しい動画を観てもらうためにも、毎日投稿することで動画の露出をする必要があるということです。
100日間続けても全く反応がなければ、すっぱりと諦めてしまって良いと思います。
ですがもし0を1にできたのであれば、自信を持ってください。0から1を作れる人は、必ずそれを2にすることができ、倍々に増やしていくことが可能だからです。
『1ヶ月でチャンネル登録者数1000人』は参考にしない
最後はタイトルにもあるように、YouTubeのチャンネル登録者数について解説して終わりたいと思います。
YouTubeに広告掲載をするためには1000人というチャンネル登録者数と間近1年で4000時間という再生時間を維持する必要があります。
そのため、これを短期間で攻略するかのようなYouTubeの動画や記事を良く見かけますが、これはほとんど参考になりません。
ひどいものであれば、既にTwitterや別のチャンネルで名前が売れているような人が、最初の動画を公開しただけで1000人の登録者ができたというものまであります。
確かに今までのブランディングの結果がそうさせているので、その成果としては素晴らしいとは思いますが、それが0からスタートする人にとって参考になるかと言えば全くなりません。
なので、ここではより実践的な0からのブランディング方法をご紹介します。
1動画1チャンネル登録者
みなさんがまず目指すべきは、1動画1チャンネル登録者数です。
最初の頃は、かなりハードルが高いと感じるかも知れませんがこれは誰でも可能だといい切れます。
実際にやることも至って単純で、動画をアップして、その告知にSNSを使用するだけです。
動画の内容によってはTwitterやFacebook、InstagramやLINEなどそれぞれ反応が違っているので、わからない内は色々使って告知するといいでしょう。
スムーズにいけば10本目ぐらいからユーザーが定着し始めます。動画数とチャンネル登録者数が同じになれば、次は1動画2チャンネル登録者を目指してみてください。
地道な作業ですが、1ヶ月1000人などと言った爆発的な数字に惑わされてやる気をそがれてしまうよりは間違いなく良いと断言できます。
現在私が編集を担当しているチャンネルでは、現在1動画3〜4チャンネル登録者程度確保しています。これも本記事で説明しているように、質よりも毎日動画をアップすることを優先した結果です。
もちろんYouTubeのアカウントも初めて作り、FacebookもTwitterもInstagramもフォロワー数0人からスタートしましたし、インフルエンサーなどと言われるような外部からの恩恵も受けていません。
それでも、アップしつづけるだけでユーザーを確保することは可能だということです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「コンテンツ配信業でバズるために大切な3つの法則」について説明しました。
コンテンツ配信業は地道な積み上げと根気によって成り立つ職業です。なので、急いで結果を出そうと考えている人には向いていません。
だからこそ、甘く聞こえる周りの情報に影響されず継続することが収益化と良い結果に繋がります。
これからブログやYouTubeを始めたり伸ばしていきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。