経験談から、人間力を鍛える方法をご紹介します。
今回は「ナンパ」がテーマです。なので、少し男性目線の内容になります。
女性の方は、「男性はこうやって考えている人もいるんだ」といった参考にしてください。
ナンパなんて、と思う人もいるでしょう。
ハラスメント規制も強くなる現代では、安易なナンパはセクハラやモラハラに分類されてしまいがちです。
しかし、これは人間力を磨き上げることにおいては虎の巻とも言えるものなのです。
最後まで読んだ人は、きっと「ナンパ」という行為に対する価値観が変わることでしょう。
リサーチ力を鍛える
話しかける相手を探すということは、「成功しそうな相手を見つける」ことから始まります。
ビジネスに置き換えても同じです。飛び込み営業をする際に、反響が得られそうな会社を探します。
中には、「数打てば当たる」と考える人もいるでしょう。それも間違いでは有りません。
しかし、そういった場合でも人は自然と振り分けをしているのです。
SNSにおいても一緒です。
例えばTwitterの場合、投稿に対してコメントを返す際、相手を選びますね。これがビジネス目的で使用している場合はなおさらです。
また、自身から発信する際も、反響が得られやすそうな言葉を選んでいます。投稿されている内容を自然とリサーチして、引っかかりそうなコンテンツを投下するという行為を、人は無意識的に実践しています。
ビジネス目的の人は、こういった部分を意識的に実践していることでしょう。
こういったように、ナンパの仕組みがビジネスにかなり似通っているということがわかります。
柔軟な対応力を鍛える
ナンパでは、話しかけるまで相手の情報がほとんどありません。
話しかけて見ると、全く予想外の返答がくることはあたりまえのことです。
そこで、柔軟な対応力が求められます。
ビジネスに置いても同じようなケースは多々あります。
新規のお客さんのところへ訪問した際、特に顕著です。その場での絶妙な返答が、仕事へつながることもあります。
ここで重要なことは「当たり障りのない返答」では実にならないということです。
ナンパにおいて、当たり障りのない返答をしていては、相手からするとつまらないと感じてしまいます。
ビジネスに置いても同じです。ただのイエスマンや相槌打ちが大多数の中、切り込むような対応、返答ができてこそ覚えてもらえるのです。
奇抜な返答や、気持ちだけが先走ったようなやる気は逆効果です。
大切なことは、あなた独自の面白い視点だということです。
部分的成功を積み上げる
ナンパは最初、ほとんどが失敗に終わります。これは、ごく当然なことだと考えてください。
飛び込み営業や電話営業に関しても同じです。
いきなりの営業に、お客さんは「聞こうとしてくれない」のがほとんどだからです。
しかし、何度も繰り返す内に、聞いてもらえる術が身についてきます。
これは、失敗を積み上げることによる成功になります。
元ライブドアの社長、ホリエモンこと堀江貴文は「失敗ではなく部分的成功」といいました。
失敗は悪いことではない、しかしマイナスイメージが強すぎるからこそ、プラスイメージで捉えることが大切だということからです。
この、部分的成功をどれだけ積み上げられるかで、人間力は差がつきます。
そして、それをより簡単に補えるのが「ナンパ」なのです。
繰り返しただけ、部分的成功は積み上がり、時にそれが成功という形になって返ってきます。
まとめ
ナンパをする上では必ず、自分の中でしっかりとルールを決めておいてください。
私は、「Win-Win」でいられるようなナンパをルールとしていました。また、ゴールには「食事をする」という浅めのラインを引いていました。
どう話しかければ食事に誘えるか、連絡先を聞けるかを試行錯誤しながら、相手を嫌な気にさせないような工夫を凝らしながら、日々実践をしました。
それが100%実現できていたかどうかは難しいところです・・・(苦笑)
ビジネススキルを鍛えるためと、自分に言い聞かせて実践を繰り返していく内に
気付けば、男女問わずに飲み屋で出会った人に自然と話しかけられるようになりました。
そして、そのつながりから仕事をいただけるようになったこともあります。
月日は経ち、気付けば独立へと至りました。
方法は様々です。
これがあなたの中で一つの方法論となれば、私にとってもあなたにとってもWin-Winですね。