ノマドワークや副業としてブログ単体で稼げるようになりたいと考えている人は多いですが、その大半は挫折してしまいます。
アドセンスの合格までに辿りつけなかったり、合格したは良いものの思うように伸びずに諦めてしまうというのがほとんどです。
実は、そのアドセンスに対する考え方自体が間違いであり、挫折ポイントとして大きな要因になっています。
今回は、ブログを収益化するまでの道のりや、多くの人が抱えているブログ継続に対する悩みへの対処方法をご紹介します。
思いつきから初投稿は1日
ブログを書いて生活しよう!
そう志す人の多くが、ブログを書くことすらせず諦めてしまいます。なので最初にどういった理由で諦めてしまうのか、そしてその悩みに対しての回答をまとめておきます。
何を書けばいいかわからない
ブログは何を使えばいいの
パソコンって必要?
何を書けばいいかわからない
何を書けばいいかわからないのであれば、そもそもコンテンツ配信業となるブログをやるべきではありません。
どうしてもやりたい、けど思いつかないのであれば、道端に落ちている石ころを感想を2000文字でまとめてみてください。これができなければ、あなたにブログは向いていません。
ブログは何を使えばいいの
また、書きたいことはあってもどのサービスを利用すればいいかわからず、有耶無耶のままやらずに終わってしまう人もいます。それが「何を使えばいいかわからない」です。
正直何でも良いので、思いついたものを使ってください。
アメブロでも、はてなブログでも、livedoorブログでも、今のあなたにとってはどれも同じです。
もしWebプログラミングの知識があってWordPressに挑戦してみようという人は、今週中に稼働させることを目標にしましょう。長引けば長引くほど、必ず挫折してしまうからです。
パソコンって必要?
ブログを書くためにパソコンが必要かどうかを考える人も、やはりブログは向いていないかも知れません。
あれば楽ですが、スマホでも十分に書くことができます。
パソコンの方が楽だと思えば、買って下さい。スマホで十分だと感じるのであれば買う必要はありません。
ご飯を食べるのに、お箸かスプーンどちらが良いかを問うているのと同じで、あなたが楽だと思う方を使えば良いのです。
とにかく書く(量産)
さて本題に入ります。
1記事目を投稿したら、まずは量産体制を整えましょう。
本気でブログを収益化させるなら、最低でも1日1記事は必要です。
タイトルにもあるアドセンスを取得するためにも、ある程度記事数は必要です。100記事必要だという人も中にはいますが、しっかりとした記事が10記事あり、ブログとして成立していれば問題なく合格できます。実際に私は10記事程度で1発合格しました。
記事数が少ないとSEOも弱く、ユーザーもページ内で循環してくれないため、十分な収益化にはつながりません。
なので最初の段階では、まずユーザーが満足できるぐらいの記事量を備えることを考えておきましょう。
書き方を知る(品質)
量産するのと平行してやっていきたいのが品質の向上です。
良いテーマで、詳しく解説をするということで品質を上げることはもちろんできますが、最初はブログの書き方から学んでベースの文章の品質を高めることを実践してみましょう。
ただ上から思ったことを書くのではなく、見出しとなる目次作りをして、それぞれに小見出しを割り振り、内容を流し込むといったように、細分化しながら書くだけでまとまりの良い記事ができあがります。
そういった書き方を試していくと、いつしかテーマの重要性に気づきます。
良いテーマは見出しも作りやすく、文章を流し込みやすいものです。ですが、テーマがブレブレであれば細分化が難しく、全体を見た時に記事としてのまとまりがないようなことになってしまいます。
そういった気づきを起こすためにも、ブログの書き方を知って試すことは大切です。
いろんな書籍や、ブログの書き方をまとめた記事も多く存在しているので、ピンときたものを参考にしてみると良いでしょう。
自分流を見出す(継続)
質にこだわりだすと、どうしても1記事を作成するために時間を費やすことになります。ブログを収益化させようと考えている人の多くが「楽して稼げそう」という妄想を抱いているので、このギャップに耐えきれず挫折してしまうこともかなり多いです。
ですが、楽して稼ぎたいという感覚は大切です。そのためにも、ブログを継続していくことが絶対条件になるので、ここからは自己流の書き方を日々模索していくことが大切なのです。
書き方についても、書籍や記事で紹介されているのはあくまで一般的な方法です。それが自分に合っていなければ遵守する必要はありませんし、参考になる部分だけをピックアップするのでも構いません。
あくまで、自分が継続できる書き方を模索することが大切なのです。辛い、しんどいと思いながら書き続けても、収益化するまでに挫折してしまうのが目に見えています。
また、毎日◯時に記事を投稿するなどと習慣付けすることも1つの自己流です。
朝起きたらブログを書く、昼食後にブログを書く、風呂上がりにブログを書くなど、基本的には何でも構いません。
自己流の書き方を見つければ、ブログを書くモチベーションを維持することができます。そして習慣化は、ブログを書かなければいけないというプレッシャーを与えてくれるので、この2つをバランス良くしておくことこそが、自己流のブログ運営術となり収益化まで導いてくれます。
アドセンスは通過点
表題にもあるように、アドセンス通過点であって、スタートでもゴールでもありません。アドセンスはブログを運営していればほぼ確実に合格できるといっても過言ではありません。
スタートですらない
ゴールであってはいけないというのはほとんどの人もわかるでしょう。ですが、これをスタートだと考えてもいけません。
なぜなら、アドセンスに合格したことをスタートと考えてしまえば、その収益の出なさに絶望して挫折の要因になってしまうからです。
ただし、これは実際に体験してみなければわからないことかも知れません。なので重要なのは、そこからどのようにモチベーションを維持して、どう考えて取り組んでいくかです。
数字の魔力
毎日記事を投稿しても、0円の表記が続けば心が折れてしまいそうになります。それこそが数字の持つ魔力です。
これに1円でも数字がでればモチベーションが上がります。しかし、それから一向に増えない1円を見続ければ、さらにモチベーションの維持はより辛く感じてしまいます。
そのため、アドセンスに合格したとしても全く見ないことをオススメします。
広告を貼るために管理画面を触る必要があるので、どうしても目に入ってしまうのは仕方ありませんが、PV数の少ないブログであれば、どんな広告の貼り方をしたところで大きな違いはありません。
偶然上手くいったとしても、1ヶ月にチョコボールを1箱買えばお釣りも来ないような成果を求めても、それは時間の無駄なのです。
合格すれば増えていないと思っても、ついつい見てしまいます。もちろん私もそうでした。ですが、閲覧前の期待とは裏腹に、無慈悲にその心をへし折ってくるのが現実です。見れば見るほど、将来が不安になり、本当にブログを投稿し続けることに意味があるのかを考えてしまいます。
もし毎日1記事を投稿しており、その質にも意識を張り巡らせているのであれば、必ず意味はあるので不安を抱える必要はありません。
なので、1ヶ月に1度ぐらい確認する程度にしておき、気持ちの浮き沈みを最低限に抑えるようにしておきましょう。
アナリティクスは週1回
アドセンスと同じように、Googleアナリティクスも数字の魔力を潜めています。
運営した最初のころは、思ったようにユーザーが定着せず気持ちが滅入ってしまうことでしょう。しかし、ユーザー数が少なかったとしても、どういった経路で入ってきているのか、滞在時間はどれくらいなのか、どの記事に人気があるのかということは知っておくべきです。
なので、1週間に1回ぐらいはチェックをして、自分のブログがどうなっているのかは知っておきましょう。
アクセス数を伸ばすためにはデータ分析は必須です。
しかし、少なすぎればデータ分析すらできないのは事実です。ですが、例え少数のユーザーであったとしても、来てくれたことには感謝して、今後分析をするための参考としておきましょう。
ブログに潜む収益ポイント
最後にブログが持つ可能性について、いくつかご紹介します。
どういったブログを運営しているのか、そのテーマによっても異なるのであくまで参考程度にしておいてください。
ですが、アドセンス以外にも十分な収益ポイントがあるということを知っておくことで、継続するためのモチベーションに繋がります。
意外と知らない広告収入
アドセンスのようにクリック単価の広告や、実際に商品を購入することで入る成功報酬のようなものが一般的ですが、それだけではありません。
実は、記事を書くこと自体にお金を生む力があり、そうなればブログそのものに十分な価値が出てきます。
もし商品紹介をしてほしいという依頼があれば、1記事〇〇万円という交渉をしてみると良いでしょう。
その大半が、成功報酬として購入した商品の数%を提示してくるものがほとんどですが、力がついてきたブログであれば、そうせずとも記事そのものを書くことで広告を掲載するのと同じ役割があるので、それ自体を商品と考えることができます。
noteのように、記事自体に価値を含ませて売ることもできます。少し前に流行った情報商材と同じです。
PVの高いサイトであればバナーを掲載するだけでも十分に広告効果となるので、不動産のように月額〇〇万円で場所をレンタルさせるだけでも十分需要があります。
このように、アドセンスやその他アフィリエイトサイトと契約するだけが収益化につながるわけではありません。ブログをフル活用して収益ポイントをずらし、増やしていくことでより高い報酬を生み続けることができるのです。
PV数が少なくても稼げる方法
月のPVが1000もいかないようなブログであったとしても、月に正社員程度の収入を発生させる方法があります。もちろん正攻法です。
それは、記事を書く仕事をすることで収入を得るという方法です。
情報サイトなどを運営している会社などで、しっかりとした記事をかける人を探しているというケースは意外と多いのです。
そういった仕事に応募、または紹介してもらった際にブログがあるのとないのでは大きな差があります。ブログ自体にPV数はなくても、しっかりとした記事を書けていることがアピールできれば、仕事を受注することができます。
1記事で報酬をくれる場合もあれば、月契約などで報酬をくれる企業もあります。現在はSEO対策の関係もあり、コンスタントに記事投稿をすることが何よりも重要視されています。なので、記事を書くこと自体に需要があり、それが仕事として存在していることさえ知っていれば、十分に生活を維持するだけの収入を得ることは可能だということです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「ブログ収益化の道!挫折ポイントの回避方法を徹底解説」について、アドセンスに対する意識の置き方と、意外な収益ポイントについてご紹介しました。
YouTubeやnoteが流行っている今、ブログは落ち目だという人もいますがそんなことはありません。SEO対策をすれば資産的も高まり、収益ポイントも多様に存在しているのでこれからスタートしても十分な収益を得ることは可能です。
ノマドワークを目指している方や、これからフリーランスとして会社に縛られずに働きたいと考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。