「フリーランスになる前に何を準備すればいいの?」
「フリーランス向けの便利なサービスが知りたい」
今回はそんな悩みを抱えた人へ向けて「フリーランスになるなら知っておきたい!無料サービス3選」をご紹介します。
この記事を読んで、フリーランスにとっての悩みである以下の3つの問題を一緒に解決しましょう。
今回取り上げる3つの問題
- ホームページ
- 案件獲得
- 資金繰り
営業で必須の「ホームページ」
フリーランスとしてスタートするなら、まずは自分のホームページを準備しておきましょう。最近ではSNSを主体として、自分のTwitterアカウントやFacebookアカウント、またはFacebookグループを主軸としている人も多いですが、実はデメリットが存在します。
フリーランスとしてスタートする人からすれば、そういったネットワークやツールを使いこなすことが当たり前かも知れませんが、クライアント側は意外にも精通していない層が多いのです。
HPであれば検索エンジンからはもちろん、SNSアカウントにURLを貼り付けるだけで共通の営業ツールになります。名刺にURLやQRコードを貼り付けて宣伝することもできるため、現在では無くてはならないと考えておいても良いでしょう。
昔はWebプログラミングの知識が必要とされたホームページですが、現在は多様なサービスが出回っているため知識が無くてもクオリティの高いサイトを作るのは簡単です。
そこで今回ご紹介するサービスが「ペライチ」です。
ペライチ
スタートプランであれば、作成と運営は無料でできるためコストが掛かりません。サービス名の通り一枚物のページですので、作り上げるまでの時間もほとんどかからないというのも魅力の1つです。LPとして利用されるケースが多いのですが、フリーランスとして活動し始めに使うのであれば自分のホームページとしては十分過ぎる機能です。
フリーランスとしてスタートし始めに必要なのは、自分がどういった活動をしているのかをPRすることです。業務内容や過去実績(あれば)を掲載して、SNSへのリンクを貼り付けておくだけでもその役割は十分でしょう。お問い合わせフォームが欲しい場合は有料プランを契約しても良いですし、Googleフォームを利用すれば無料でお問い合わせ付きのホームページを作ることが可能です。
メリット
ペライチをオススメするメリットの1つが、SEOに強いという点です。ペライチというドメイン自体に力があり、その恩恵を受けることで1からHPを作るよりもリリース次点では上位にくることがほとんどです。
もし長期的にペライチを使うのであれば、有料プランに変更して独自ドメインを設定し、ページを育てていったり、新しくHPを作ることをオススメしますが、スタートし始め資金の余裕がないことがほとんどですので、無料かつある程度SEOに強いページを作るには適していると言えるでしょう。
また、ページが1ページでまとめられるという点においても魅力の1つです。通常HPを作るとなれば必要に応じて数ページ準備することになりますが、その分管理手間も増えますし、各ページの品質を確保する必要があります。しかし、ペライチの場合は元々1ページを想定しているため、管理手間も少なく済みますし、フォーマット自体もLP向けになっているためまとまりの良いサイトが手軽に作れます。
ブログの運営をしている人であれば、自分のサイトの変わりとして利用するケースが多いでしょう。ですが、立ち上げたばかりのブログは記事数が少ないということもあって力不足が否めません。フリーランスとしてスタートする際にブログを開設するのであれば、ペライチと2本柱で進め、ブログに力がついたら置き換えるという方法をとっても良いでしょう。
人脈いらずの「案件獲得」
フリーランスになりたいと考え、断念してしまう一番のポイントは、継続して案件を獲得することができるかどうかということです。
会社員時代から同業種で独立する人であれば、辞めた企業から案件を紹介してもらったりする方法もありますが、必ずしも上手くいくとは言えません。なので、資産に頼る方法以外にも案件を獲得するためのノウハウやルートを準備しておくことが重要視されます。
そこで今回ご紹介するのが「クラウドワークス」というクラウドソーシングサービスです。
クラウドワークス
こちらはフリーランス向けサービスの中ではトップクラスに有名ですので、これから目指そうとしている方であれば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。クリエイター案件が多いですが、事務作業やデータ入力の案件なども出回っているため、探せば意外にも未経験でも可能なものも数多くあります。
他にも、ランサーズなど有名なクラウドソーシングサービスはありますので、自分の仕事に合った案件が多く掲載されているものや、使い勝手が良いものを選んでみてください。今回は私個人が使いやすいと感じたクラウドワークスを例としてその利点をご紹介するので、別サービスで検討している方は、ぜひこの機会に比較してみてください。
メリット
通常案件を受注するためにはクライアントとのつながりが必要になります。そこで多くの人が口にするのが人脈です。もちろん人脈を広げていき案件を獲得するという方法もありますが、時間・金銭ともにコストがかかりますし、知り合った人がならず仕事につながるという保証もありません。
ですが、クラウドワークスのようなクラウドソーシングサービスであれば、仕事を発注したいと考えている人が集まっているため、今までは必要とされていた人脈づくりという労力をカットすることができます。また、クラウドワークスでは無料アプリも公開されているため、移動時間や待ち時間などで仕事を探したり、クライアントとのやり取りが簡単に出来るというのも魅力の1つです。
もちろん通常の発注金額と比べれば安価のため、これだけに頼るだけでは十分な収益に成りえないのも事実です。ですが、実務経験になることや、継続的に案件を貰えるようになれば、クラウドソーシングを通さずに直接案件を依頼してくれることもあります。仕事を介して企業や人とつないでくれるこのサービスは、直接自分の仕事力でアピールをする機会を与えてくれるため、それ自体が営業効果を生んでくれているのです。
成長を加速する「報酬先払い」
フリーランスの場合、案件が決まっても、その報酬が払われるまでに1〜3ヶ月という期間を要することがほとんどです。そのため、資金の余裕がなく業務範囲を拡大できなかったり、新しく動こうにも動き出せず期間を先延ばしにしてしまいスピード感が失われてしまうという問題があります。特にこれはスタート段階で大きくのしかかる問題です。せっかくのビジネスチャンスを資金の余裕が無く断念してしまえば、なかなか軌道になることができず下層で長い期間停滞してしまいかねません。
そんな駆け出しフリーランスの悩みを解決するのが、報酬の先払いをしてくれる「先払い」というサービスです。
先払い
特に仕入れが必要なサービスを提供している場合は、資金繰りが成長に直結するポイントです。数ヶ月動けないとなれば、せっかく作り上げた勢いが減退してしまうことも考えられますし、事業拡大するためにHP作りに対して本格的に投資したり、次の案件で必要な経費を捻出しようにも、支払いがなければそれが確定するまでの数ヶ月を空白期間とせざる負えないということにも成りかねません。
しかし、「先払い」というサービスを利用すれば、請求書をアップするだけで報酬を即日で受け取ることができます。数カ月後、取引先から入金がされればサービスを提供しているyupへ支払いすれば良いので、その分の空白期間を実質なかったものとして次々に仕事を展開することができるのです。
初期費用、月額費用も0円なので余計な費用負担はありません。利用した際の手数料のみなので、請求に見合わないコストを支払う必要がないため、本当に必要としているタイミングを選んで使えるというのも駆け出しフリーランスにとっては安心できるポイントです。
メリット
やはり最大のメリットは、今まで苦労していた資金繰りを一気に解決するという点です。フリーランスの場合、企業と違ってそこまで大きな金額を扱わないため、毎回のように銀行から借り入れを受けてまで資金繰りをするということはメリットとは言えませんでした。ですが、少額から資金繰りができるというのは、本来企業と比べてデメリットだった部分を一気に解決してくれるため、フリーランスの強みといえるスピード感を最大限に引き出すことができるようになりました。
2020年7月には新たにサービスへ投資して、提携企業が増えたということも今後期待ができる点です。
弥生会計やfreeeなどのサービスとAPIを使った連携も果たしており、請求書を発行してそのまま資金調達へ繋げることができるというのも業務負担の軽減にも繋がり、よりフリーランスへのサポート要素が強くなったと言えます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「フリーランスになるなら知っておきたい!無料サービス3選」をご紹介しました。
これから独立を目指そうと考えている人はもちろん、現在フリーランスで活動している人にも役立つサービスばかりです。無料で始められるので、気になった人はまず試してみてください。また、これを参考に類似サービスが無いかを探してみることで、自分にあったサービスが見つかるかも知れませんので、ぜひ参考にしてみてくださいね。