この記事は、私の考えたビジネスモデルを紹介するコーナーです。考えるだけで辞めたものや、コストやリスクを考えて断念したもの、そこまでニーズがないと判断したものなど様々なので、読んだ方は自分なりの見解や根拠を踏まえて判断したり、各自ビジネスの参考資料としてご活用ください。
このブログで紹介している「ビジネスモデル」を、サービス化させた場合はどういったものになるのかと考えた結果が、今回の新たなビジネスモデル「ビジネス系次世代ブログ!?無料で企画書が読める『机上の空論』とは」の紹介です。
目的と発想
「面白いことが思いついた」
「コレは売れる!」
そんな発想が浮かんだとしても、カタチにできなければ意味がありません。ですが、その発想自体はコンテンツとして十分に需要があります。
ブログやYouTubeなどを使って情報を発信するという事自体は容易になりましたが、それは企画を発信するという点において特化されているわけではなく、ビジネスツールとして活用するためにはそれなりに自分で作り上げて行く必要があります。
では「企画書」を発信できるプラットフォームがあればどうでしょうか?
面白い企画が浮かべばメモのように書き留めておいたり、多くの人に見てもらい評価を得たり、それ自体を販売できるとなればそれなりの需要があります。
また、見る側としても色んな発想に触れることができ、貴重なものはお金を出しても買いたいと思うはずです。小規模な場合はもちろん、大企業だってユニークで先進的な企画はぜひ読んでみたいと思います。
そんなビジネス特化型のコンテンツ配信型プラットフォームこそが、今回ご紹介するビジネスモデルです。
就活ツールとしての利用
企画書発信型のプラットフォームは、学生からすれば就活で作成するポートフォリオに近いでしょう。日頃からユニークな案が浮かべば投稿をする、そこで多くの人の意見や評価を得て、更に洗練していくことで、十分に現実的なビジネス企画書になります。寧ろ、学生のようにまっさらな状態から生み出される突飛な発想の方が将来的な期待値を踏まえれば好まれるということもあります。
4年制大学であれば、3年間1ヶ月1投稿というスローペースで取り組んだとしても、36企画を作り上げることができ、そのURLやQRコードを履歴書に貼り付けておくだけで、十分なポートフォリオとなります。
また、本当に価値のある企画だと評価されれば、企業からのスカウトを受けられたり、ビジネスとして採用される可能性も十分にあります。
「こんなサービスがあったらいいな」と感じたことを、資金力のある企業が実現してくれる、これは間接的に自らの理想を叶えることができるプラットフォームなのです。
毎日でも来たくなるサイト
面白い企画は毎日でも読みたくなります。これはビジネスという視点からはもちろん、読み物という視点でも十分楽しめるからです。
実は、根拠の薄い、ただ理想を書き綴っただけであったとしても、ファンタジーの要素として強い魅力があります。現実性のある企画は、面白くは無くてもビジネスの考え方を学ぶという点に置いては貴重な学習資料です。
これがブログサービスのように毎日複数の人が投稿することで多くの企画書が量産されていけば、毎日きても読みきれないぐらいの記事が増えていきます。その中で気に入ったユーザーがいればフォローをして新しい企画が上がるのを期待します。
YouTubeやブログという人気なサービスをよりリアリティなビジネスに特化させ、向上心を持つ若者から5,60代という層まで楽しめるサイトです。
経済の活性化
ただ思いつきで書いた具体性のない企画であったとしても、専門家や企業経営者からすれば十分に実現の可能性を秘めたものもあります。また、読んだ企画書をきっかけにして新しい企画が浮かんだり、上位互換と言えるようなビジネスが作り上げられることも考えられます。
より新たなビジネスが生まれやすい環境を作ることで、今以上に日本経済を活性化させることにも繋がります。お金が合っても良い投資先が見つからなかったり、新たな展開方法に行き詰まっているなどといった企業や投資家の抱えるお金を循環させ、より便利で面白いサービスをを生み出しやすくなるのです。
さらに、面白い企画を量産できるユーザーは、企業からすれば優秀な人材だと判断する材料にもなります。ユーザー側から就職活動用のアイテムとして利用するのはもちろんですが、そこに魅力を感じれば企業側からアプローチすることもできます。企業からしてもスキルの高い人材を確保できれば即戦力となり、今まで採用にかけていたコストはもちろん、スピード感という点に置いても今まで以上に加速するのです。
企画内容
それでは今回の企画内容を簡単にまとめていきましょう。
ビジネス系次世代ブログ「机上の空論」
ターゲット
就活前の学生や企画書という媒体でコンテンツ発信をしたい人たち、または自分の考えた企画を現実のものにしたいと考えている人たちが対象になります。
読み手に関しては年齢等は問わず、面白い企画に興味があるユーザー、新しいビジネスを探している起業家などが対象です。
収益ポイント
投稿と閲覧は無料です。ですが、投稿数の多いユーザーや高い評価を多く得ているユーザーに関しては有料企画書の販売を可能として、その一部を運営者側の収益とします
他にも広告収入など多くのユーザーを集めることで収益化させます。
ユーザー数が多くなれば、現在多くのプラットフォームで採用されているようなサブスクリプションの提供や、投げ銭機能を導入することで、その一部を運営者側の収益とします。
問題点・対応策
フォロー数、評価数で有料販売化の基準を設ける場合は、YouTubeのチャンネル登録のように相互フォローを禁止させたり、無人アカウントを使った数値のかさ増しなどを規制しなければなりません。
原則として投稿した企画書は著作権フリーとして、見た人が自由にビジネスにすることが可能としますが、プラットフォーム内でのコピーコンテンツ対策や他のプラットフォームで利用される際の対応策は別途必要です。
また、質の低い有料企画書を規制するためにも、ある一定カテゴリに関する内容は対象外にしたり、規約を設けることによって対処します。
ユーザーが増えることで対応範囲とパターンの多様化が考えられるため、AIによるチェックだけでなく一定数は人員で監視体制を確保します。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「ビジネス系次世代ブログ!?無料で企画書が読める『机上の空論』とは」について、新しいビジネスモデルをご紹介しました。
もし興味を持った方、売れる可能性があると感じた方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。