まずは以下のグラフを御覧ください。
私が管理しているYouTubeのチャンネルで、1日投稿ができない日がありました。
そうすると、その日がいつなのかすぐわかるぐらい露骨に視聴者数が減ったのです。それほど、毎日投稿することは結果に大きく影響します。
今回は、本ブログで何度も切り口を変えて取り上げている「継続の大切さ」についてご紹介します。
理屈抜きで毎日続ける
理屈も根拠も抜きにして、数字を伸ばすには毎日続けることだけ意識すべきです。
これは公式としておいても良いでしょう。
ブログでもYouTubeでも、毎日続けることで数字は徐々に結果として表れます。そして、その毎日の中に反省や試行錯誤があってこそ、継続が本当に意味のあるものとなって返ってくるのです。
「続ける」の本当の意味
毎日ブログを更新していたとしても、二言三言だけをつぶやくように続けていては全く意味がありません。
これは、続ける上で理解していかなければならないことを完全に放棄しているからです。
ですが、質にこだわり過ぎて毎日の負担が大きくなりすぎ、結局は毎日続けることができないということになれば、そもそもが破綻してしまいます。
なので、意味のあるコンテンツを質にこだわり過ぎず毎日発信するという程よい境界線が大切なのです。
この意味を本当に理解するためにも、理屈抜きで毎日続けて体感するのが手っ取り早いので、「とにかく続けたほうが良い」といったアドバイスを私は多くの人にしています。
それを聞き流すか、信じて続けてみて継続の本質を理解するかは、受け取り手次第だからです。
期待が人を苦しめる
良い継続がなされれば、成果は必ずやってきます。ですが、それがが1年で味わえる人もいれば、3年要する人もいれば、5年経っても結果が伴わない人がいるのも事実です。
だからこそ、期待は絶対にしてはいけません。
「ブログで毎月20万円稼ぐ」や「目指せ7桁月収」など目標を掲げるのは全く悪いことではありません。むしろ、目指すべきものが明確なのは良いことです。
しかし、そこにかかる期待値が高すぎると、やがて結果が出ないことへの不満や不信感に変わり、継続という絶対的な遵守ラインが崩壊します。
そのためにも、毎日の継続は生活のルールぐらいに考え日常の中に溶け込ませ、それをするのが当たり前だと思えるような意識と生活の改革が必要になります。
仕組みが期待値を抑制し、あなたに降りかかるストレスを軽減してくれ、更に目標到達への後押しをしてくれるのです。
銀の弾丸は欲しがらない
先日、友人との会話での出来事です。
SNSでブログ更新の投稿をする際に、Facebookだと【Aタグ】が反応良く、ツイッターの場合は【Bタグ】の方が反応が良かったといった内容です。
※Aタグ、Bタグには類似のワードが入ります
「同じ記事なのに媒体が変われば反応が違っているという面白い発見をした」ということを伝えたところ、その友人は
「じゃあ、Facebookでは【Aタグ】を使えば伸びるんですね」
と言いました。
残念ながら、その解釈は大きな間違いです。
小手先の戦術は継続にあり
あくまで、私の書いている記事ではそういった反応の違いがあっただけに過ぎません。
それにより、SNSの中に存在しているユーザー層の違いが明確になっただけで、そのタグを使えばいいねの数が増えたり、アクセス数が増えるというのは別問題なのです。
毎日の投稿で、自分のブログに定着しているユーザー層がSNSによって少し違っているということがわかり、その結果タグの使い分けができるようになりました。
こんなタグを変えるだけの小手先の戦術でも、継続することで可視化され、それによってアクセス数には変化があったのです。
ですが、これは残念ながら絶対的ではなく、現状有効な法則に過ぎません。ユーザーが増えればどちらのSNSでも同じタグで通用するかも知れませんし、逆転するようなことが起こるかも知れません。
どうやったら数字が伸びるのか、どうすれば売れるのかなど、その道筋をHow Toで示して欲しいという人は、一度その考えを放棄してみてください。
良い方法は確かにありますが、それがあなたの立場には合っていることなのかどうかは、やってみなくちゃわからないからです。
100人いれば、100通りの正解があります。1つのアドバイスが100人全員に刺さるということは有りえません。
この記事で有効だと言っている「継続」すら、100人の内の何人かは不要なのかも知れません。
ビジネスでは銀の弾丸(シルバーブレッド)を求めようとしてはいけません。もし存在したとしても、それは結果論に過ぎません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「数字が増える毎日投稿テクニック【銀の弾丸はありません】」についてご紹介しました。
YouTubeの再生数やチャンネル登録者数、ブログやサイトのアクセス数を伸ばしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。