多くの人が利用しているSNS
副業やフリーランスに人気なアフィリエイト
それぞれの良い点を上手く利用すれば、完成するビジネスはないか?と考えて思い浮かんだ企画です。
今回は「レビューがアフィになる!?SNS式ECサイトとは」について、新時代のショッピングモール式ネットショップの企画をご紹介します。
この記事は、私の考えたビジネスモデルを紹介するコーナーです。考えるだけで辞めたものや、コストやリスクを考えて断念したもの、そこまでニーズがないと判断したものなど様々なので、読んだ方は自分なりの見解や根拠を踏まえて判断したり、各自ビジネスの参考資料としてご活用ください。
目的と発想
ネット上のショッピングモールを作りましょう
ハンドメイドや自社製品を売りたいと考えている人は多く、ネットショップには需要があります。インターネットが一般化したことや、5Gなど屋外でのネット環境も年々進化することで、いつでもどこでも買い物ができるのが大きな要因です。
ですが、自社でネットショップを立ち上げたとしても、集客という点でどうしても躓いてしまいます。そこで、楽天やAmazon、メルカリやBASEやヤフオクなど、既にある程度のユーザーを抱えているショッピングモールのようなサービスが注目されます。
これからネット上のショッピングモールのサービスを立ち上げる場合、そういった名だたる競合を上回る戦略が必要です。なんと言っても、それらに勝る集客力がなくてはなりません。しかも、これは購入者だけではなく、販売者に対してもです。
その2つを解決するために、今回白羽の矢が立ったのが「アフィリエイト」と「SNS」です。
レビューがアフィリエイトになる
Amazonであれば、Amazonアソシエイトというアフィリエイトがありますね。商品紹介をすることでその一部を報酬として受け取れるため、それを収益源としたブログは多く存在しますし、SNS上で宣伝して収益化をしている人もいます。
ですが、収益化するにはブログのPV数が多くなければいけませんし、SNSであればフォロワー数など自分に興味を持ってくれているユーザー数がそれなりに必要です。
ですが、
購入をした商品へのレビューがそのままアフィリエイトになればどうでしょうか?
レビューがアフィリエイトになるとすれば、いままでのようなアフィリエイト記事を作成するような手間がほとんどありません。販売者側からしても、悪質なレビューを書かれる心配がなくなります。レビュー経由で商品を購入してもらうには、わかりやすく商品の良さが伝わるものでなければならないからです。
新しいポイント制
ここで気づいた人もいるかも知れませんが、実はこのビジネスモデルはポイント制の集客効果を上手く置き換えただけです。
楽天であれば、商品を購入すれば数%がポイントとして貯まり、色んな場面で割引が受けられるようになりますね。アフィリエイトとの連携するこのシステムでは、商品を購入すればレビューの権利が得られ、そのレビューの質によっては得られる利益が変動します。場合によっては長期的な収益となるかも知れません。
ポイントのように、購入すれば確実に得られるわけでは無い代わりに、購入者からすれば今後の収益として期待ができ、販売者からすれば新たな販売ルートが確保できるというWin-Winの関係が成立するのです。
SNSという構造化
アフィリエイトという仕組みを導入することで、購入者に対するアプローチができました。販売者にとっても、アフィリエイトでの収益化をしたいと考えているユーザーが集まるということで恩恵が受けられますが、まだ弱いと言っても良いでしょう。
なので、より集客力を上げるためにもSNSという仕組みを本格的に導入してみましょう。
参加したくなるコミュニティ
ネットショップを立ち上げると、FacebookやTwitter、instagramなどのSNSを用いて集客しようとする動きが多く見られます。アフィリエイトも同じで、ブログで商品紹介をすれば、その記事を拡散するためにもSNSを利用する人がほとんどです。集客力を得るためにSNSが必要なのであれば、それ自体をサービスの基盤とすればその手間も解決できますね。
instagramであれば、写真を軸とします。Twitterであれば文字がメインですね。このように、それぞれできることは多様ですが、メインコンテンツが存在しています。今回ご紹介したショッピングモールサービスでは、商品レビュー自体がメインコンテンツとなるのです。
拡散力のある仕組み
今までの商品レビューであれば、商品ページへ行って見る必要がありました。ですが、SNSという購入者が投稿する形式を用いれば、レビューそのものがタイムライン上に流れてくることになります。
基本的に商品レビューは一度書いたらその商品に対しては終わりになります。SNSとして成立させるためには、1日に1投稿ぐらいはして欲しいところです。ですが、そのために毎日商品を買うわけにもいきません。なので、投稿自体は自由として、購入した商品の写真をあげたりする際には、それの親となる商品レビューを選択することができるようにすれば、長期的に商品をアピールするようになり、投稿数も増やすことができますね。
また、他人の投稿に対してコメントできれば、購入を考えているユーザーからすれば、リアルタイムで商品の感想を聞くことができます。コメントが更にタイムライン上に流れるとなれば、それだけ他の人が商品を購入するかも知れません。
また、自分が購入した商品レビューを投稿するだけでなく、販売されている商品に対して質問をするような投稿も導入すれば、ユーザーがその商品を購入したことのあるユーザーから直接返事を貰えたり、販売者からコメントを貰えますね。通常のお問い合わせ以上に、SNSという仕組みを利用することでレスポンスの速い対応が可能になり、購買意欲のあるユーザーにアピールができるというメリットがあります。
もちろん、商品の質問投稿に対しては、購入したことがあるユーザーと販売者のみが回答できるものとします。
企画内容
では今回の企画内容を簡単にまとめていきます。
レビューがアフィになる!SNS式ECサイト
ターゲット
メインターゲットは自分たちの商品を手軽に販売したいと考えている個人事業主や副業ビジネスをしている方たちです。この方たちは販売者となります。
そして購入者には、アフィリエイトに挑戦したいと考えているユーザーたちです。また、大学生など比較的時間に縛られない生活をしている人などが、SNSの交流を楽しみながら参加したり、日頃からネットショップで商品を購入している層が少ない手間で収益化をすることができます。
収益ポイント
次に収益ポイントを見ていきましょう。
商品が購入されたら、販売金額の一部が運営者側に入ります。レビュー経由で購入された場合は、アフィリエイト報酬がレビュー投稿者へ支払われるため、販売者はそれらを差し引いた学を受け取ります。
レビューを介さず購入された場合
販売価格(\1,000[仮])− 運営者(販売価格の5%[仮])
- 運営者:\50の報酬
- 販売者:\950の売上
レビューを経由して購入された場合
販売価格(\1,000[仮])− 運営者(販売価格の5%[仮]) − レビュー投稿者(販売価格の5%[仮])
- 運営者:\50の報酬
- 販売者:\900の売上
- レビュー投稿者:\50の報酬
購入者や販売者登録は基本的に無料としますが、広告を出す場合には有料とし、そこを新たな収益ポイントとします。
問題点
投稿ルールなどを厳格にする必要があります。質の低いものや、コピーコンテンツの投稿がされることで、本来の投稿者が目立たなくなってしまったり、することが懸念されます。
1日の投稿数に制限を設けておいたり、コピーコンテンツの監視またはそれを防ぐための対策が必要になります。
また、複数アカウントの保有は原則として禁止とします。自演での質問投稿などをすることで、自らのレビューの露出頻度を作為的に高めるなどが考えられるためです。
その他SNSというユーザー同士の交流の場を提供する上では、ユーザー同士のコミュニケーション部分や個人情報の保護など厳格にしていかなければならない点は多いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「レビューがアフィになる!?SNS式ECサイトとは」について、新しいショッピングモール形式のネットショップに関する考察をまとめてみました。
より多くのユーザーに利用してもらうということを考えれば、期待値に比例して考えておかなければいけないリスクも大きくなります。
恒例の机上の空論シリーズですが、もしこの企画が面白い、将来性があると感じた人は、ぜひ挑戦してみてくださいね。