どんなビジネスが儲かるのか・・・
一度はこういった悩みを持ったことがあるのではないでしょうか。
それを知るためには、どういった要素がお金を生むために作用しているのかを理解しておく必要があります。
今回は「お金を生む仕組み」について、知っておいてためになる基礎的な部分をわかりやすく解説します。
集客ポイント
どんなビジネスモデルであったとしても、集客をする必要があります。
SNSを使った集客がメジャーとなっていますが、意外にも注目すべきはそこではありません。より多くのユーザーを確保できるに越したことはありませんが、より濃いユーザーを確保することが、安定した収入へとつながることがほとんどだからです。
どこからユーザーは集まるのか
当たり前ですが、ユーザーがいるところへのアプローチをしなければ、ユーザーを確保することができません。
たまに、集客のためにホームページを立ち上げようと考えている飲食店や、自社商品を販売しようとしてネットショップを立ち上げたいと言われる方もいますが、これは集客ポイントしては最も弱いアプローチです。
確かに、自社のHPを持ったり独自のネットショップがあれば、集客ポイントとして使うことはできますが、それ自体が単独で集客ポイントとなるには、かなりの育成が必要なのです。
SNSを使った集客
そういった際によく用いられるのがSNSです。
TwitterやFacebook、Instagramなど有名所を使えば、手軽にユーザーの目に届かせることができます。ただし手軽であるだけにそのコンバージョン率はあまり高くありません。
ただし、全く高めることができないものでもありません。ですがそれには、多大な労力や企画力、発想力が求められます。
SNSによっても違いがあり、どの媒体から多く流れてきているのかを分析することも重要なポイントです。
ここで勘違いしがちな点は、SNS上でのいいねの数やフォロワー数などで計測してしまうことです。
100人がいいねをしていたとしても、その投稿に貼られたURLを100人が押してくれているとは限りません。50人の場合もあれば、10人の場合もあります。それだけでもかなり大きな差だということがわかりますね。
そのSNS上で人気があれば、基本的には比例したユーザー数が入ってくるのですが、必ずしもそうではなく、比率がどれぐらいあるかを分析して、知っておく必要があります。
足を使った集客
現代ではSNSなどリモートな要素のみに投資してしまう人が多いのですが、実は足を使った集客こそが最も効果的なのです。
セミナーへ参加してみたり、朝活のようなカフェ会に参加してみても良いでしょう。ただ居酒屋へ飲みにいくだけでも発見があります。
マナーという点でグレーゾーンを攻めるのであれば、就職活動をするというのも1つの方法です。業種によって、外注先としてなら契約をして欲しいと言ってくれる会社は意外にも多く、それに直接アピールをするためにも合って話す、履歴書を見てもらうということは有効打になります。
ここで押さえておきたいことは、数を打つのではなく密度を濃くすることです。
セミナーへの参加数よりも、1回のセミナーでどれだけの人と継続的な繋がりを持てたかという部分が大事で、自らがその人達へ興味を示すことが、仕事へと繋がります。
中にはネットワークビジネスの勧誘や、保険の営業をしてくる人もいるため、もし興味がなければ上手くかわさなければなりません。
また、どんな人であっても「人脈」という考え方は持たないほうが良いでしょう。
なぜなら、そう考えている以上は人を利益の対象としてしか見れず、相手からしても信頼を抱いてくれることはなく、仕事を頼み合うような関係が成り立ちにくいからです。
より深い仲を形成する必要もありませんが、知り合った人は「友達」だと言えるぐらいの気軽さや、楽しいという要素が含まれているぐらいが丁度良いのです。
これらをまとめると、集客ポイントとはあくまで仕事を頼んでくれる関係で合って、目に見えている数字だけに左右されてはいけないということです。
フォロワー数が10,000人いる人は、その中の何人が自分に対して仕事を依頼してくれる可能性があるかを考えてみてください。名刺の枚数を置き換えても構いません。もしサイトへの誘導をして収益を得ているのであれば、どれぐらいのユーザーが流れてきてくれているかで考えてみると良いでしょう。
そして、その客単価を照らし合わせていけば、ただの数字が現実的に利益を生んでいる収益ポイントではないということが分かるはずです。
ただし、数字が多いということはメリットでもあります。
もしコンバージョン率が低かったとしても、それだけの数字を集める力があるということに関しては十分誇りを持つべきです。
営業しない営業力
SNSであっても、セミナーへ参加するのであっても、自分の時間を使って営業をしていることには代わりありません。ですが、これから抜け出さなければ、絶対により高い利益を生み続けるのは不可能です。
ツイートや投稿はものの数分もかからないので、大した営業手間ではないと思うかも知れませんが、時間を使っていることには間違いありません。それを誰かに委託してあったとしてもです。
中にはインフルエンサーと言われるように、1投稿で多くのユーザーの心をつかめる人もいます。ですが、それはその人自体が十分なブランド力を持っているからでこそ実現するのです。これが、営業をせずとも営業力を持っている状態です。
YouTubeで動画をあげた場合でも、同じような効果が期待できます。もちろんブログにおいても同じです。
一度作ればそれが資産として残り、中長期的に営業をしてくれます。そうするためにも、質を高めるか、自己のブランド力を高める必要があるのです。
商品を作って、毎回宣伝を売って利益を得ていたり、動画を投稿してツイートなどで宣伝しなければ十分なユーザーをつかめないと感じている人は、将来はオーガニックのユーザー比率を上げるためにも、ブランディングにも力を入れるようにしましょう。
収益ポイント
どれだけ潤沢な集客ポイントがあったとしても、収益ポイントがなければお金を稼ぐことはできません。
そして、収益ポイントをどのように設定するか、そして訪れたユーザーをどのようにして誘導するかが、より売上を上げるためには考えていかなければなりません。
なぜお金は発生するのか
お金を払う人がいるからこそ、取引は発生します。その時、自分が払われる側でいればお金は発生します。当たり前のことですが、集客ばかりに目がいってしまい、この部分がおろそかになってしまっている人が多いのも事実です。
ネットショップや店舗経営で物販をしているであれば、そこで商品を売るからこそですね。このように、直接クライアントとお金のやり取りをするエンドサービスであれば、収益ポイントは明確なので、利益計算を間違わなければビジネスモデルとしては成立することがほとんどです。
アフィリエイトであれば、クリック課金制や契約報酬など様々ですが、それは広告主があなたに対して報酬を払ってくれているからこそです。ブログを収益化させている人のほとんどが、このアフィリエイトを利用しているのではないでしょうか。
では、スマートフォンアプリの開発で考えてみましょう。
直接そのアプリで収益を上げるためには、課金要素が必要になります。また、アプリそのものをインストールすること自体が有料であったり、プラン分けをして機能制限がない有料プランを提供するという方法もあります。
ですが、無料アプリで課金要素がないものもありますよね。こういったものは広告が貼ってあり、ブログなどと同じようにアフィリエイト収入を得ていることが多いでしょう。
ですが、アプリによってはそれだけではありません。
アプリはあくまで集客ポイントに過ぎず、バックで有料メルマガを配信していたり、グッズを販売することで売上を出しているケースもあります。
その展開の仕方によっては、収益ポイントは様々です。なので、それを上手く見つけ出すことが、より効率よく売上をあげるためのビジネスモデルとなります。
誘導灯を設置する
ただ収益ポイントを増やすだけでは、やはり思うように売上が発生してくれないものです。なぜなら、そこには必ず誘導灯の存在が必要だからです。
ネットショップでも、ただ商品を並べるだけでは買ってくれませんよね。購入してもらうには、それに興味のあるユーザーを集め、商品の魅力を伝えなければいけません。
これはアフィリエイトに関しても、そのブログを読んでいるユーザーが欲しいと思える商品を提供できなければ、ただ貼っているだけでクリックすらしてもらえませんね。GoogleAdSenceであれば自動でユーザーに適した広告を貼ってくれるため、YouTubeなどでも自動設定をするだけで問題ありませんが、貼る位置やどういったサイズのものを選ぶかで、その反響はやはり変わってきます。
中には商品紹介をしているYouTubeやブログもありますが、やはりそこに関係性がなければ成立せず、違和感しか残りませんね。その人自体にブランド力があれば別ですが、そこに根拠がないものはやはり商品としては魅力を感じられず、想定している反響を得られることはないのです。
循環ポイント
前回の記事でも説明したように、お金を稼ぐためには「頻度」という点へのアプローチが重要です。
100人のユーザーに購入してもらうことよりも、10人のユーザーに10回ずつ購入してもらえるようなアピールこそが、より強固なビジネスモデルであり、新規ユーザーを確保したときに逃さないような成立された状態と言えます。
そして、それを実現するためにも循環ポイントを意識しておかなければなりません。
頻度へのアプローチ
毎日ブログを更新することも、頻度へのアプローチです。
更新されているかどうかを常に期待してくれていたり、その更新をきっかけに再来してくれることになるからです。商品を売るにしても同じことです。気に入ったブランドで新しい商品が出れば、ファンはそれを買いたいと思ってやってきてくれます。
こうやって強固なユーザーを抱えることができれば、それが拡散していき、より多くのユーザーの目に届くことになり、そこから更に根強いファンへとつながり増えていくのです。
ネットショップであっても、トップページからアーカイブページ、そして商品ページへと繋げてそこがゴールとなってしまえば、その商品の良さしかアピールすることができません。
ですが、商品から関連商品へと移動させることができれば、より多くの魅力を伝えられたり、比較対象として1つの商品を際立たせることもできます。
商品量、記事量が増えれば、それだけユーザーを循環させることができますが、それが断片的であればあまり意味がありません。
ホームセンターへいったとしても、興味があるコーナーには長く滞在しても、興味のないエリアはほとんど行きませんよね。そして離脱を防ぐためにも関連のジャンルを隣り合わせにして、より長い時間滞在させる仕掛けが施されています。
どんなビジネスモデルであっても、売り切りで終わってしまわずリピーターとなってもらい、何度も訪れてくれることが大事です。そして、訪れた時に長時間滞在してもらうための循環させる仕組みが必要なのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「お金を生む仕組み」についての基礎的な部分についてを解説しました。
どんなビジネスモデルがあるのか、どうやって稼げばいいのかわからないと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。